エロ話が無いのは、仕様ですw

一泊二日の長野出張では長野市に行ってきました。
諏訪大社宮司の講演を聞く機会がありまして、御柱祭のことを中心に、世界の宗教のことなど興味深い話が聞けましたよ。
面白かったな〜出張中で一番ためになる話だったかも(笑)


日本の宗教って、世界から見れば小数派の原始宗教らしいです。
キリスト教イスラム教などには絶対唯一の神がいて、聖地があるのですね。
日本には八百万(やおろず)の神々がいて、ご神体と言われる物も山ほどある。
各地で行われる昔からの祭りというのは宗教的儀式なのに、他の宗教の人でも参加できる。
日本のお祭りに外国人観光客がいっぱい来ているし、一般の人も参加できるお祭りなら、どのような宗教を信じている人でも参加できる。
子供のころには七五三、結婚式は教会で、そして葬式は寺でする。
クリスマスはキリストの聖誕を祝い、一週間後には神社で初詣をする。
人生の節目で行う行事の宗教がバラバラなんて、一神教では通常考えられないこと。
でも、日本には昔から八百万の神々がいるのですよ!
これにキリストやアラーの神が増えて800万1とか800万2になっても全然気にならないのが日本人。(こんなこと書くと誤解されるかな)
日本人は無宗教と言われるのは、こういったことかららしい。
実際には、日本は古くから多神教であり、一神教の人から見ると理解出来ないだけですね。


一神教多神教どちらがいいかなんて比べることは出来ない。
でも、現在パレスチナで人々が殺し合いをしているのも元々は宗教の問題。
イラクで起きている戦争でも、反対勢力は聖戦(ジハード)と言っている。
人々は何千年もの昔から、宗教の名の下に戦争をしてきた。
そして、いまだ戦争をしていて、これからも戦争をしていくだろう。
もし一神教多神教のように他の神の存在も認めるようになれば、もう少し平和になるのかもしれないな。
一神教が他の神の存在を認めたら一神教じゃあなくなってしまうけど・・・


P.S
これは、たかが1時間ほどの講演を聞いただけですし、俺の宗教の知識は新聞やテレビなどから入手した断片的なものですので宗教的に間違っている部分など沢山あると思いますが、生暖かい目で見守っていてください。

P.S2
この内容は、講演を聞いた後の俺の個人的な考えであり講演内容とは全く異なりますので、勘違いしないでくださいね。